- うんじょう
- I
うんじょう[ウンジヤウ](名)懲りて悟ること。 あきらめること。II
「~をしたふりをして母にみせ/柳多留 15」
うんじょう【運上】(1)〔「運送上納」の意〕中世, 公の物, 特に年貢を京に運送し上納すること。〔室町末期より「課税」の意に使われた〕(2)江戸時代の雑税。 商・工・漁・運送業者などに課した。 種類はさまざまで, すべて金納。 営業税と免許手数料の二通りの性質のものがあった。 運上金。IIIうんじょう【醞醸】(1)酒をかもすこと。 醸造。(2)心の中で, ある思いが徐々に大きくなってくること。IV「不快なる感情の胸中に~する/不如帰(蘆花)」
うんじょう【雲上】〔古くは「うんしょう」〕※一※ (名)(1)雲の上。(2)宮中。 禁中。「~の花の宴/謡曲・葵上」
※二※ (形動ナリ)高貴なさま。 高尚なさま。 お高いようす。V「人が軽しむると心得て~にばかり構へ/浮世草子・禁短気」
うんじょう【雲壌】(1)雲と土。 天と地。(2)違いが特にはなはだしいこと。 雲泥。「其の差別あるや亦啻(タダ)に, ~ならざる趣あり/慨世士伝(逍遥)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.